はじめに
RRRはイギリス植民地時代に、軍に連れ去れられた少女を奪還しようとするビームと、イギリス軍の警察官ラーマのお話で、インド映画です。
3時間近くありますが、とても面白く、非常に短く感じます。映画館に2回観に行きました。
どのように面白いのか、ネタバレありで説明します。
面白さ
以下の3つの理由で面白いです。
- キャラクターがかっこいい
- アクションと音楽がかっこいい
- ストーリーとテーマが良い
順に説明します。
キャラクターがかっこいい
主人公のビームとラーマは、僕が理想的な人物像と考える以下の3つを備えており、かっこいいです。
- 意志が強い
- 優しい
- 問題解決能力が高い
具体的に説明します。
優しい
- ビームとラーマの2人で協力して、火事に巻き込まれた男の子を助ける
- ラーマは自分を犠牲にして、処刑されるビームの逃走を助ける
- ビームはシータとラーマのために、自分の命を危険に晒して、投獄されているラーマを助ける
意志が強い
- ラーマは全ての村人に武器を持たせるために、諦めずひたむきに努力し続ける
- ビームも連れ去れられた村の少女を奪還するために、命を顧みず、努力し続ける
- ラーマはビームを逃した後、投獄され、もうすぐ処刑されるのに、懸垂をし続ける
問題解決能力が高い
- ラーマは目的のために、長い年月をかけて忍耐強く取り組み、特別捜査官になり、達成する
- ビームも目的のために、武力・作戦・仲間・ジェニーなどあらゆる力を駆使して、達成する
- 以下の2つにおいても、武力・作戦を駆使して達成する
- ラーマによる処刑されるビーム逃走の手助け
- ビームによる投獄されているラーマの救出
アクションと音楽がかっこいい
アクションシーンと音楽シーンがたくさんあり楽しいですし、どれも素敵です。
かっこいいアクション
- ビームとラーマの2人で協力して、火事に巻き込まれた男の子を助ける
- ビームが総督公邸の乗り込んで、ラーマと戦う
- ビームがラーマを救出した後、協力してイギリス軍と戦う
かっこいい音楽
- ダンスバトル
- 公開で鞭打ちの刑を受けるビームが歌で民衆を鼓舞する
- ビームがラーマ救出後、ビームが槍を持ち、ラーマが弓矢を持ち、戦う時の音楽
ストーリーとテーマが良い
ストーリー
- 展開がどんどん変わるため楽しい
- 常にこの後どうなるんだろうが続く
- アクション・音楽が所々に入るため、直感的にも楽しい
テーマ
- ひたむきに目的達成のために熱く努力し続けるビームとラーマに鼓舞された
- 一方でそれぐらい大事な目的と、同じぐらい大事な親友との友情の葛藤も考えされられた
- 話の終わりで、それぞれの目的を達成したビームとラーマだったが、それぞれ気づきを得るのも素敵
- ビームは自分に教養や知識が足りないことに気づく
- ラーマは民衆の心も武器になり得ることに気づく
- (本筋と外れるが、目的達成のためなら、敵はいくらでも殺せる所に、優しさのかけらもなく、人間って感じがして良かった)
最後に
RRRがどのように面白いのか、ネタバレありで説明しました。
サブスクで同じ映画を何回か観ることはありますが、映画館で同じ映画を2回観たのは初めてでした。それぐらい、RRRは面白かったです。
ありがとうございました。